作品番号 14 |
セロ弾きのゴーシュ |
あらすじ |
ゴーシュは町の音楽団でセロ(チェロ)を弾く係ですが、下手くそで楽長に何度も叱られてしまいます。町の音楽会が近づき、毎晩一人でセロを練習するゴーシュのもとに、猫やかっこう、狸、野ねずみがやってきては、セロを弾くように頼みます。 |
原作 宮沢賢治 絵・脚本:岡野 和 定価 3000円 サイズ:26.5×38.2cm 頁数:16場面 ISBN978-4-905471-13-4 NDC:913 対象:小学生〜高齢者 |
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作品によせて |
ゴーシュは私たちみんなの中にもいるのかも知れません。猫も郭公(かっこう)も狸も誰もの近くにもいるのです。 スペインの名チェリスト、カザルスのような大音楽家にはならなかったとしても、ゴーシュはこの町の楽団にとって、なくてはならない人になっていったことでしょう。 (岡野 和) |
おすすめポイント |
ゴーシュをたずねてくる動物たちが個性的で、ゴーシュとのやりとりが楽しいです。 |