作品番号 8 |
風の又三郎 |
あらすじ |
夏休み明け、谷川の村の小さな学校に高田三郎という転校生がやってきました。村の子どもたちとは様子の違うその少年を、4年生の嘉助は風の神の子どもの「風の又三郎」だと思うのですが……。 |
原作:宮澤賢治/絵・脚本:岡野 和 定価 2800円 サイズ:26.5×38.2cm 頁数:16場面 ISBN978-4-905471-07-3 NDC:913 対象:幼児〜高齢者 |
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作品によせて |
この紙芝居では、嘉助が見たこと、感じたことにしぼった話としてまとめてありますが、『風の又三郎』の元の話はとても長いものです。 これをみて興味をもった人は、ぜひ原作を読んで下さい。 そして考えてみて下さい。この赤毛の少年は、転校生の高田三郎君なのでしょうか、それとも嘉助がいうように風の神の子どもの又三郎だったのでしょうか。 宮澤賢治は、いったいどっちだと思っていたのでしょうか。 (岡野 和) |
おすすめポイント |
宮澤賢治の代表作。 読んだことがある方にも、初めての方にも、賢治の作品世界が伝わりやすい作品です。 |