作品番号 11 |
水仙月の四日 |
あらすじ |
赤い毛布にくるまった子どもがひとり、雪道を家に向かって歩いていました。2頭の雪狼を連れた雪童子は、ヤドリギの枝を投げたりして子どもをからかいますが、子どもには雪童子は見えません。空がすっかり暗くなると、雪婆んごがやってきて……。 その日は水仙月の四日だったのです。 |
原作 宮沢賢治 絵・脚本:岡野 和 定価 3000円 サイズ:26.5×38.2cm 頁数:13場面 ISBN978-4-905471-10-3 NDC:913 対象:小学生〜高齢者 |
|
作品によせて |
雪の降りしきる夜、窓から外を見ていると、どうしてもその雪の中を駆けまわっている者たちがいるように思えてなりません。 おそらく賢治は夜、雪が舞う雪の中の雪婆んごと雪童子をほんとうに見たにちがいありません。それがこのお話です。 (岡野 和) |
おすすめポイント |
雪婆んごを怖々しく演じると、雪童子とのコントラストで、いい感じになるのでは。 |